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メガネラッコの反芻キネマ

どうもメガネラッコです。ご覧いただきありがとうございます。基本的には最近みた映画について、上映中、レンタルなど関係なく感想や自分なりの分析など徒然と書いてます。

ズートピア ~王道では無い!?構造もメッセージも多様に解釈可能な良作~

子供と気軽に楽しめるけど
大人同士でおおいに語りあえる映画

 

どうもメガネラッコです。

ディズニー映画はそこまで多くは見ていません。

 

そんな自分が今回見た映画は

ズートピア(吹き替え版)

 

 

www.disney.co.jp

です。

 

■映画のざっくり内容

至上初の草食動物警察官になったメスウサギのジュディが

様々な動物たちが暮らすズートピア

警察官として事件に挑む物語。

 

草食動物というだけで

大きな事件には関わらせてもらえないジュディが

動物たちの失踪事件を、自らの警察官人生をかけて挑む。

 

■観た理由

アナ雪を越える?とも言われた評判と

キャラクターデザインが気に入ったので観ました。

ちなみに観たのは日本語吹き替え版。

 

■お勧め度

~カップル~  ★★★

話の内容も重たくは無く

笑えるところもあるので気軽に見に行けます。

ただ、内容の理解や解釈に差が出る可能性もあるので

要注意。自分の解釈を押し付けないように。

 

 

~1人~    ★★★

じっくりと1人で味わえる内容になっています。

ただし、映画館で見る場合は覚悟を決めていきましょう。

周りはカップルや親子、女性グループ客が多い傾向に

ありそうです。

 

 

~友達と~   ★★★★

映画が好きな友達、そうで無い友達

どちらとも観ても問題ないでしょう。

どんなシーンが面白かったか

どんな風に感じたかなど話をするネタは色々あります。

 

 

~現実を認識したくない人~  

動物たちのお話ですが、

テーマ自体はとても現実的です。

現実から目を背けるにはあまり向かないかもしれません。

見終わった後にあれこれ考えたくない人は元気なときに

観ましょう。

 

 

 

 

 

■メガネラッコ的ポイント

・冒頭のCG描写が美しい

・動物の暮す町の表現の仕方が楽しい

・主人公やその周辺のキャラが立っている

・ディズニーの自虐ネタ?は最高

・動物たちの物語だけど人間くさい

・吹き替え版の歌とガゼルの台詞棒読みは酷い

 

■所感   ※以下ネタばれ含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディズニーらしからぬ

超現実的なテーマとお話。

 

話を素直に読み取れば

子供でも楽しめるテーマ

「あきらめずに頑張れば、なんとかなる」

的なものとして十分に楽しめます。

 

 

自分がまず驚いたのは

主人公であるジュディが夢を叶えたところから

物語がすべて始まるという点

 

話としては、そこから夢と現実の差

ということが焦点になるわけです。

 作中には夢をあきらめた狐のニックが

相方として用意されています。

 

ジュディとニック

夢と現実

頑張り続ける人とあきらめた人

 

そんな構図でお話は進んでいくのですが

よく観て考えるとこれが違うようにも考えられる。

 

そもそもズートピアは理想郷では無い

 

なぜなら貧困もあるし、動物にあわせて住む区域が分けられていたり

何より警察が必要なほどには様々なことが起こっています。

 

なのでこのズートピアというタイトルが1つ

観るものを、ある視点へと誘導する罠になってしまっている。

 

少し冷静に考えると

 

 

現実と現実

差別と区別

偏見と差別

 

 

様々なものが浮き彫りになるように描かれています。

 

自分は観終わった後

しばらく考え込んでしまいました。

 

自分なりに観終わって感じたものは

 

今をどう生きていくか?

 

というメッセージです。

 

ジュディは当初田舎からズートピアに出てくる際(状況)

電車のようなもので移動してきました。

これはある種の理想という、自分の思い描いたものに

引き寄せられているイメージを受けます。

 

一方、物語の終盤

一度田舎に帰ったジュディは事件解決の糸口を発見し

自ら運転する車でズートピアに向かいます。

 

単に急いでいたから車?

 

自分はここに、自らの意思を持って

ズートピアへと向かっていく、つまり現実に立ち向かおうとする

意思のようなものを感じました。

 

 

物語から伝わってきたもの、それは様々な問題があるけど

それとどう向き合って、どう今を生きるか

によって人生というのはまったく別のもののようになる

 

というイメージでした。

 

そして、1人では人は生きていけない。

そんなメッセージも感じられなくは無いでしょう。

 

 

 

んじゃ、また。