ファインディング・ドリー 〜感情移入が難しい?笑えて楽しめるピクサーらしい?映画〜
笑えて、話が分かりやすい
子供でも楽しめる娯楽映画
どうもメガネラッコです。
ピクサー映画はあまり数多くみてませんが、ニモは見てます。
そんな自分が今回紹介する映画は
です。
■映画のざっくり内容
ドリーは何でも直ぐ忘れてしまうお魚。
今までもたくさんことを忘れてきた。
ドリーがニモやその父マーリンと共に過ごすようになった後
ひょんな事からドリーは自分の両親こと、故郷のことを思い出します。
一人では直ぐ忘れてしまうドリーをニモとマーリンが助ける形で
3匹はドリーの故郷を目指しますが、そこには、、、。
■観た理由
ファインディング・ニモを見ていた事
夏らしい映画を見たいなと思っていたのと
少し映画を見て泣けたらいいな、という期待感があったのでみました。
■お勧め度
~カップル~ ★★★★
分かりやすい話と、笑えるポイント多数。
カップルで楽しく見るにはちょうどいい作品だと思います。
映像も綺麗だし、海の世界観が夏にぴったりです。
~1人~ ★★★
基本的にはコメディ要素が強く
笑うポイントが多いので、周りを気にする人は
一人では声を出して笑って、という楽しみ方が
できにくいかもしれません。
~友達と~ ★★★
気軽に友達と見る分には楽しめる映画です。
ただ、あえてこの作品を選ぶなら
ファインディング・ニモを見たことのある友人同士
のほうがより、作品が楽しめると思います。
~魚ってなんかキモイ、忘れっぽい性格ってムカつくという人~ ★
魚が嫌いな人は見ないほうがいいでしょう。
魚以外にも動物が出ていますが、ほぼ魚です。
また、ドリーのすぐ忘れる性格を寛容な気持ちで見られない人
は他の映画を見たほうがいいでしょう。
■メガネラッコ的ポイント
・ピクサーの綺麗な3D表現
・クスッとなる笑いどころ多数
・ラッコの可愛さ
・ハンクの謎のイケメン感
・八代亜紀
泣けるかな?と思ってみに行きましたが
自分的には泣くには至らず。
泣くには人を選ぶかもしれません。
ただ、コメディ色の強い作品として
単純に楽しめます。
登場するキャラクターも個性的で魅力的です。
■所感 ※以下ネタばれ含みます。
ドリーの性格が強烈すぎて
感情移入の対象としては難しいです。
実際、自分もドリー自体よりその周りのキャラクター
今回は特に、ドリーの両親に対してのほうが
感情が入りやすかったです。
ただ映画全体として子供が分かる部分と
大人向けのネタの部分が入り交ざっています。
子供はドリーの冒険の結末がどうなるのか?
ということを純粋に楽しめるし
大人はドリーの両親の行動に胸を打たれるのではないでしょうか。
作品全体を通してかんじたテーマは
「信じ、行動する」
という感じでしょうか。
ニモのセリフでも、お父さんがドリーを信用してないから
的なものがあったと思いますが
ドリーは両親に会えると信じて行動したし
両親もドリーが帰ってくると信じて行動した
そして、ニモとマーリンもドリーを信じて一緒に行動した
信じる者は救われる、的な主題をもった作品だと
感じました。
ただ、この手のテーマと話は満足感は高いですが
テーマを含め目新しさ、インパクトに欠けました。
「アーロと少年」を見ても感じましたが
ピクサーの作品は堅実なテーマ、普遍的なテーマ
の良さがありますが、そこに対して刺激を感じにくい
世の中になってきているのかな?とつくづく感じました。
すこし捻ったテーマのピクサー作品に出合ってみたいです。
んじゃ、また。