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メガネラッコの反芻キネマ

どうもメガネラッコです。ご覧いただきありがとうございます。基本的には最近みた映画について、上映中、レンタルなど関係なく感想や自分なりの分析など徒然と書いてます。

君の名は。〜甘美な妄想を映像化したライトなミュージックビデオ映画~

アニメ 邦画

ロマンチックであることに全力を投じた
砂糖ドバドバムービー

 

 

どうもメガネラッコです。

新海誠の作品は昔少しだけ見た記憶があります。

 

そんな自分が今回紹介する映画は

君の名は。

映画『君の名は。』公式サイト

 

です。

 

■映画のざっくり内容

ある日突然、夢の中で男女の体が入れ替わってしまう。

お互いに不思議に思いつつも、ルールを決め

入れ替わっている間の情報を共有したりと

なんとか入れ替わりに対応する主人公二人。

そんな入れ替わりもある時、突然に終わってしまう。

入れ替わっていた時の記憶は元の体に戻ると薄れていくのだが

互いに、入れ替わった「誰か」に興味をもち、近づこうとするのだが、、、

 

 

■観た理由

話題になっている作品なので興味があり。

特に若年層に人気ということで、嫌な予感がしつつも

今の若者に響く映画を見たかったから。

 

■お勧め度

~カップル~  ★★★★

体が入れ替わる二人の心模様がメインの作品だと思います。

なのでカップルでみるにはちょうど良い作品です。

ちょっとした笑える要素などもありますが

難しい説明なども少なめで、主人公たちの成り行きを

楽しく見られるのではないかと思います。

 

~1人~    ★★

劇場で一人で見るには周りの環境が厳しいかもしれません。

ただ、自宅などで見られるようになれば

一人で見ること自体は問題ないでしょう。

ただ、いろいろと話をしたくなる映画だと思うので

できれば複数人で見たほうが感想戦も楽しめます。

 

~友達と~   ★★★

スートーリーや、設定、音楽など

語ることができる要素の多い映画です。

なので友達とみて意見を交わすのに向いている作品と言えます。

ただ、好き嫌いの好みが強くでる作品のように思うので

相手の意見に寛容になって話し合いましょう。

 

~ハードSF的な要素を求めている人~  

SF的な要素は多々ありますが、穴は多いです。

映画だけではわからないこと、納得いかない点が多いので

しっかりと練られたハードSFを求める人には向かないように

思います。

 

 

 

■メガネラッコ的ポイント

・声優陣の安定感

RADWIMPSの曲の多用

序盤のテンポの良さ

・妄想を視覚化したような甘美

 

見終わってみて、不思議な違和感の残る映画でした。

つまらないわけでは無いのですが

何か自分の中で物足りないというか

欠けている感覚が残りました。

 

話のテンポや、映画でやりたかったことは

十分わかります。

色々な要素や話を入れ込んであるのですが

映画、一作品として見たときに

結局主人公二人だけのお話になっている。

 

その点が個人的には腑に落ちなかったのかもしれません。

ただ、飽きずに見られるような工夫や、気持ちがもりあがるような

音楽的な演出などされているので

見ている時間はあっという間に過ぎると思います。

 

 

 

■所感   ※以下ネタばれ含みます。

 

 

 

 

 

評価が難しい映画でした。

色々ありすぎて整理して改めて書きたいと思いますが

雑感をとめておきます。

 

個人的には隕石の衝突による死や、体の入れ替わりの不思議

また、入れ替わる際に時間軸のずれが発生しているという

中々な装置があると思います。

そこと二人の感情の揺れ動きを巧みに結び付けているか

というと、壮大な装置も二人を盛り上げるためだけの要素で

物語の必然性などと離れている印象でした。

 

音楽や演出もその印象がついてしまったので

映像美と言われても、たんなるミュージックビデオ的な

いい絵を見せられた感が強かったです。

その美しさには登場人物の内面などが色濃くでていたか?

感じ取れるものだったのか?というと×に近い△だったように思います。

 

曲もそうです。

近年RADWIMPSを聞いていなかった自分ですが

このバンドの曲の良さは、未熟な承認欲求というか

己の世界の価値観がとても狭い世界で、壮大に誇張して

ただそれが共感できるような詞や曲になっていることだと思います。

 

そういう意味ではこの映画にぴったりですが

曲の歌詞と物語の主人公の気持ち、空気を重ねる手法としては

くど過ぎる印象で個人的には意外性もなかったです。

 

色々書きましたが、お金を払ってみる価値はある

映画だとは思います。

ただ、何か足りない気がするのは

自分の年齢や価値観のせいなのかもしれません。

 

んじゃ、また。