ローグ・ワン 〜SWの世界に奥行きを出した秀作~
スターウォーズの世界が更に広がり、今までの作品にも付加価値をもたらす素晴らしいスピンオフ作品
どうもメガネラッコです。
スターウォーズで好きなキャラクターはストームトルーパーです。
そんな自分が今回紹介する映画は
「ローグ・ワン」
です。
■映画のざっくり内容
幼少期に、帝国軍によって父親を連れていかれ
母親も殺された主人公。
両親の手引きにより協力者に育てられていくも
その生活は帝国と戦う日々だった。
ある日突然、主人公が帝国によって収監されようとしているときに
反乱軍が助けに来た。
助けた理由は、主人公の父親が兵器の開発に携わっていること
そして反乱軍に協力してほしい、ある人物への交渉を主人公に
させるためだった。
帝国と反乱軍。兵器の真相父親の関与など
次々と明らかになっていく中、主人公は帝国に対抗するための
希望を得るため戦う。
■観た理由
スターウォーズが好き。
これ以上の理由はないでしょう。
■お勧め度
~カップル~ ★★★
スピンオフではありますが
単体でも楽しめるようにはなっていると思います。
戦争の描き方からして、人がガンガン死んでいくので
そういったことに抵抗のある人は避けたほうが無難かもしれません。
~1人~ ★★★★
スターウォーズが好きであれば
独りで見ても全然問題ないでしょう。
ただ、いろいろと語りたくなるので
スターウォーズを語り合える人と見たほうがいいです。
~友達と~ ★★★★★
スターウォーズについて熱く語れる友人とこの映画をみる。
それが最高でしょう。
過去作についてや設定に明るい友人がいれば
なお良いと思います。
~ヒーローの活躍が、無双が見たい人~ ★
スターウォーズといえど、本作の主人公達は
特別な能力をもっているようなキャラクターではありません。
なので特別な力で軽妙に、強力に突き進んでいくような
物語を期待すると、がっかりする可能性があります。
■メガネラッコ的ポイント
・個性的なキャラクター達
・往年のキャラクター達の登場
・分かり切っている結末に向かっていく話の流れ
・新型ドロイドの新たな役割
・ダースベーダーの魅せ方
スターウォーズが好きであれば
この作品を見ない理由はないと思います。
今までと異なるスターウォーズに仕上がっています。
この作品を見ることで今までに見てきたスターウォーズの世界が
より楽しめるようになることでしょう。
主人公たちがフォースを使わず、普通の人たちであること。
戦い方など含め、戦争感が強いこと。
そういったちょっとリアルな要素で描かれている事で
スターウォーズの世界観に奥深さを出してくれています。
スターウォーズを全然知らない人が見たらどうか?
正直自分にはわかりかねるのですが
自分の楽しめた要素を考えると
エピソード4やダースベーダーなどのキャラクターの魅力
といったもので無しで及第点が取れる映画かといわれると
疑問かもしれません。
なので見る人は少なくともエピソード4だけは
見ておいたほうがいいでしょう。
■所感 ※以下ネタばれ含みます。
最高!
フォースがなくたっていい!
この後登場人物たちの思いを繋ぎ
成就してくれるルークがいるんだ!
という、前後のストーリーや設定の知識ありきの
楽しみ方全開でしたが、だからこそいい作品。
この作品を中途半端にスターウォーズを知らない人の間口として
考えた内容にしていたらこうはならなかったのではないかと
個人的には思っています。
話の内容、キャラクター含み
フォースという不思議な力
ジェダイという選ばれしヒーロー的なものが
一切ないからこそ描ける物語だったと思います。
そういった意味ではスターウォーズの要素を欠いているのですが
普段やらないようなことをやっている分ちょうど良かったかと。
これで変に主人公にフォースがあったりしたら興ざめになりそうです。
ヒーロー達の戦いの裏や背景には常に一般的な
ドラマにならないドラマがあることを語っているような作品です。
しかし、黒いR2-D2が出ると聞いていたのですが
作中で自分は見つけることができずでした、、、
黒いR2はC2-B5という名前らしいです。
自分は断然今作だったらK2-SO推しです!
グッズ欲しいぞ!
特にこれ可愛い、、、
もしスターウォーズを全然見たことない人がいて
この作品をみたらどう感じるか?
その答えにはだいぶ興味がわきますが
この作品はファンの為に作ったからこそ
作品としての意味を強固にできたと思います。
オールターゲット向けなんてクソくらえ!
んじゃ、また。