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メガネラッコの反芻キネマ

どうもメガネラッコです。ご覧いただきありがとうございます。基本的には最近みた映画について、上映中、レンタルなど関係なく感想や自分なりの分析など徒然と書いてます。

ラ・ラ・ランド 〜シンプル?薄い?夢と現実を行き来させられる映画~

空想的で現実的。夢中になる人にとっては毒にも薬にもなる映画

 

 

どうもメガネラッコです。

ミュージカル映画で好きなのは「ジャージーボーイズ」です。

 

 

そんな自分が今回紹介する映画は

「ラ・ラ・ランド」

 

gaga.ne.jp

 


です。

 

■映画のざっくり内容

女優を目指す女性。

好きなジャズで食べていき、自分だけの店をもちたい男性。

夢をもった二人は偶然出合う。

お互い夢を追いかけながらも、二人は支え合っていた。

しかし、現実にはお金もなく、実績もない二人。

現実と向き合った時、二人がだすそれぞれの答えは、、、、

 

 

■観た理由

アカデミー賞候補、という事もありますが

何かの映画を見に行った時にみた予告編が印象的だったから。

 

■お勧め度

~カップル~  ★★★★

お話はシンプルだし、映像も見ていて気持ちいので

データ向きかもしれません。

ただ、何も考えずに楽しめる映画かといわれると
少し微妙です。(最後までみると色々モヤっとするかも)

なので単純に楽しみたい人は少し向かないかもしれません。

でも主演二人のシーンはカップルでみて楽しむのに

最適な箇所がたくさんあると思います。

 

 

 

~1人~    ★★★★★

独りでみてなんの問題もない映画だと思います。

いやむしろ一人で映画を見ようと思う人なら

この映画を堪能できるのではないでしょうか。

単純に楽しむことも

最後まで見た後、この作品のもつ幅や構造について

考えるのも楽しめそうです。

 

 

~友達と~   ★★★★

趣味の合う友人とみるならいいと思います。

賛否がわかれやすい作品だと思うので

あえて意見や感想が分かれそうな友人とみて

話をしてみても面白いかもしれません。

 

 

~ミュージカルって苦手という人~  ★★

そもそもミュージカルが苦手、という人にはやはり難しいかもしれません。

どこを切り取ってもミュージカル映画です。

苦手意識を取り払って挑戦してみる価値はある映画だとは思います。

 

 

■メガネラッコ的ポイント

・ストーリーの簡潔さ

・映像演出、特に色彩

・劇中音楽

エマ・ストーンの癖になる雰囲気

 

 

 

はっきり言って僕は好きですが

人によっては全く受け付けない映画だと思います。

 

話はいたってシンプル。

今まで見たことないような展開や

度肝を抜かれるようなシーンがあるわけではないと

個人的には思います。

 

それでもこの映画は、見ていて楽しいので

あっという間に時間が過ぎるし

見終わったときに響くものがある。

 

曲も耳に残る。

 

宣伝なんかでハードルをあげてしまっている印象もあります。

基本的には夢追い人の為の映画です。

だからこそ、共感できたり、思いを感じれる部分に

人によって差が出てきます。

しかし、宣伝や賞をとった事実などが、オールターゲット向けの

映画のように感じさせてしまっているせいで、肩透かしをくらう人も

増えているのかもしれません。

 

また、何か夢中になるものがあって、現実と折り合いをつける局面を

迎えたことのある人だから「今更そんなこと」と思うか

「そうだからこそ」と思うかで別れる内容でもあるように思います。

 

何も考えずに楽しむこともできますが、できればラストシーンの

意味を感じ、考えてみてもらいたい映画です。

 

 

 

 

 

 

■所感   ※以下ネタばれ含みます。

 

 

 

 

 

 

話はシンプルです。

夢を追う二人の出会い、すれ違いを

描いた作品。

 

なので対して深みも感じない映画だ、

と切り捨てることもできるでしょう。

 

しかし、そここそこの映画のいいところなのでは?

 

見た人誰しもが、何かについて考えさせられてしまうような映画は

現代向きではないのかもしれません。

 

なんとなく綺麗な映像をみて、楽しみたい人が

集中して楽しめるようにもなっている。

 

そのうえで見る人が見れば色々考えることができる。

 

自分の場合は後者の見方ですが

楽しめました。

 

 

結末ありきで振り返ると、

結末に向かったキャラ付けや演出がしっかりされていたと思います。

それも、極力控えめに最低限で。

 

ここを濃くやりすぎなかったところが

今の映画として優秀な箇所なのかもしれません。

 

 

個人的には、ヒロインが最後別人と幸せをつかんでいる結末は

想像できました。

 

それは彼女が、そもそも主人公のセブと付き合うときに

1月だけ付き合った男を捨てて来ていた点からです。 

非常に感覚的だし、今を大事にする性格が感じられました。

 

この段階では元カレが雰囲気ですが経済力がある男性

風に描かれ、そこを捨ててセブのところにきた。

現実より夢を共有できる人をとったように感じます。

 

最終的に成功した彼女がその時にフィットする相手を選ぶことは

酷いことでもないし、ある種彼女らしさにもつながると思います。

 

何故ならセブは夢をあらわす人物。

自分の夢をかなえるためには、夢を現実に変える必要があります。

夢は夢のままではだめなのです。

 

主人公であるセブは昔から好きな店やジャズに憧れ、その変化に嫉妬し

姉に言われるようにロマンティックな性格です。

 

なのでセブがそのロマンを捨てて現実(売れているバンド)に移行したとき

セブは夢を体現する存在から、現実で夢をかなえる、現実寄りの存在になって

しまったと思います。

だからこそそのタイミングで夢の中にいきていたミアとは

うまく行かなくなってしまった。

 

最終的には、捨てられた男のような見え方になるのも

かれのロマンティックな性格故かもしれませんが、彼が独り者であるという

描写は実は最後の5年後にはなかったように思います。

 

ただ、そう感じられるほうが、少しだけ女性をあ悪役に魅せるほうが

男性的な映画なのかもしれません。

 

 

 

結末に対して捉え方は様々だと思いますが。

十分に様々なことを考えさせられる映画だっと思います。

2度目見るときは少し見方が変わりそうです。

 

あと過去のミュージカル映画へのオマージュとかもう少し

分かるようになってみたらまた感想が変わりそうです。

 

 

 

んじゃ、また。