メガネラッコの反芻キネマ

どうもメガネラッコです。ご覧いただきありがとうございます。基本的には最近みた映画について、上映中、レンタルなど関係なく感想や自分なりの分析など徒然と書いてます。

ローガン 〜ありがとうヒュー・ジャックマン!~

ヒーロー映画の枠に収まりきらない映画

 

 

どうもメガネラッコです。

エックスメンの中ではガンビットが地味に好きです。

 

 

そんな自分が今回紹介する映画は

「ローガン」

 

 

www.foxmovies-jp.com

 

です。

 

■映画のざっくり内容

 ミュータントがほとんどいなくなってしまった時代が舞台。

ミュータントやXメンがコミックのフィクションのように

語られる中、ローガンはリムジンで人を運ぶ仕事をしていた。

彼はお金を稼ぎ、かくまっているチャールズ(プロフェッサー)

と共に海で暮らすためのクルーザーを買おうとしていた。

そんな中、一人の女性がローガンに救いを求めてきた。

彼女は、連れている女の子と共にある地点まで連れて行ってほしいと

お願いする。

一度は断りかけたローガンだったが、船のお金の為にも

仕事を引き受けようとするのだが、、、、 

 

■お勧め度

~カップル~  ★★★

 

爽快なアクションシーンが豊富なわけでも無く

Xメンの世界観をある程度知っていないとつらいかもしれません。

お互いにウルヴァリンやXメンをあるていど知っているなら

楽しめる作品かもしれません。

ウルヴァリンがどんな能力や過去をもつのか?

チャールズがどんな存在なのかだけは予習したほうがいいでしょう。

 

 

 

 

~1人~    ★★★★

独りでみても問題ない作品です。

派手さというより、ウルヴァリンの生きざま

またミュータントとしての生き方などなど

考えさせられる部分もあります。

見終わってゆっくり考え浸るにもいい映画かもしれません。

 

~友達と~   ★★★

思いのほか、ほかのアメコミ映画に比べると

アクションや派手さは劣ります。

そういう点では、ワイワイ見る感じでは無いかもしれません。

ただ、世界観を理解している友達となら

色々と話をしたくなる映画なので過去作と合わせて

見るのも楽しいかもしれません。

 

 

~ど派手アクションでスカっとしたい人~  ★★

 今までのシリーズに比べると話の内容や

アクションなど、総合して派手さはありません。

ただ、よい映画なので見てよいと思うのですが

爽快な気分になりたいときにみるものでは無いかと思います。

 

 

 

 

■メガネラッコ的ポイント

・なんといっても最後のウルヴァリン役を演じるヒュー・ジャックマン

ロードムービー的内容

・X-23ことローラの魅せ方

ウルヴァリンへの愛を感じる演出

 

 

 ウルヴァリン単体のシリーズとしては良い終わり方だったかと思います。

 

原作や一連のシリーズへの配慮というか

ファンへのサービスが所々にある作品だったと思います。

 

トーリーの核はとても単純です。

個人的にはちょっとローラとの関係が映画「レオン」

を彷彿とさせるのか?と思いつつも、そこまででな無かったです笑

 

名前の通り、ローガンの為の話だと思います。

 

自身の衰え、普通に生きられなかった一生、新たな世代の登場

 

様々な面で、過去を振り返り、それでも終わりに向かっていく姿

が印象的でした。

 

ローガン、そしてヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリンとしてみたときには

メタメタしいですが、考え深い映画になったのでは無いかと思います。

 

ここ最近のヒーロー映画にはあまりない感じです。

ただ、一歩間違うとファンタスティックフォーの最近の映画のように

なってしまう可能性があったのですが、そこはローガンの話に集中することで

回避できているし、まとまっているよい映画かと思います。

 

 

■所感   ※以下ネタばれ含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 何でしょう、アメコミ映画の枠で語るには少し足りないかもしれません。

今までの作品を見てきている人こそが楽しめえる映画になっているという点で

割り切っているなと感じました。

 

Xメンや過去作へのつながりを少し見せようとする感じもありますし。

とは言えストーリーだけ見ても個人的には退屈せずにみれました。

 

 

この映画は敵役こそでてきますが基本的には

ローガン自身の葛藤と人生の話なんだなと。

途中の農家と過ごす、平穏な時間も

無意味のように感じますが、そこをクローンに

ズタズタにやられる展開はベタかもしれないけど

良かったです。

 

 

若かりし姿のクローンと戦うシーンは個人的には

グッときました。

自らを殺すものは流行り自分だったのだと、、、、、

 

ただ、最後にローラを救うために起こした行動こそが

ローガンとしての生きざまを感じました。

次の世代につなげていくためにできることをやる。

老兵はただ去るのみなんだなーと。

 

 

劇中のネタでいうと

ウルヴァリンSAMURAIからの引用であろう

刀が映ったり、X‐MEN アポカリプスで、ミュータントに

偽造パスパートとか斡旋してたキャリバンが出ていたりと

中々でした。(キャリバンは気が付かなかったけど)

 

ローラもはやりローガンの遺伝子からつくられたクローンでしたが

アポカリプスのおまけシーンでエセックス社が持ち去ったものと

直接関係あったのかは、いまいちわかりませんでしたね。

 

それでも繋がりとか無視して

15年以上も続けてきたヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリンとしては

よい終わり方でした。

 

強くない、老いてもなおウルヴァリンであり続けたローガン。。。

最後の子供のフィギアの演出はクドイけど伝わるものはありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

んじゃ、また。